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製造した肥料等を活用した各種農作物の栽培体系の構築
-実証項目-
①汚泥コンポスト肥料を活用した化学肥料削減(将来目標20%削減)

②汚泥コンポストを活用した栽培作物体系ごとのスマート栽培暦システムの構築
-目標に対する現在の達成状況 2023年度-
■品目の体系ごとのスマート栽培暦の構築に向けたセンサデータを取得、クラウドサーバーへの蓄積を行った。

■現在、取得したデータの検証、分析作業を行っている。

■新たに開発するスマート栽培暦の3品目の構築に向け、それぞれのマスタ設定に必要な条件の洗い出し、要件定義を行っている。
・秋まき小麦用スマート栽培暦の構築・・・(新規開発)
・大豆用スマート栽培暦の構築・・・・・・(新規開発)
・玉ねぎ用スマート栽培暦の構築・・・・・(新規開発)

■農家のがスマートフォンを用いて、スマート栽培暦の野帳を記録する際のUIデザインの改良を行っている。

■試験区にたい肥を投入後、生育調査時の慣行区との差分補正に機能するパラメータを調査中。

【対象圃場へのセンサ機器等の設置】
・水稲画像分析生育カメラ (草丈・茎数・SPAD)水稲のみ
・水田センサ(水位・水温・地温)水稲のみ
・定点観察画像撮影カメラ
・フィールドサーバ(温度・湿度・風速・風向・日射量)+土壌EC/水分
・カリウムイオンセンサ(水稲1圃場におけるマニュアル試験計測)

【データ収集】
栽培期間中(令和5年度機器設置後~10月31日)実証圃場における下記項目のデータ収集
1) 移植水稲 2圃場:気象情報・水位・水温・地温・土壌EC・草丈・茎数・SPAD、圃場画像
2) 直播水稲 1圃場:気象情報・水位・水温・地温・土壌EC・草丈・茎数・SPAD、圃場画像
3) 秋まき小麦1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分データ収集、圃場画像
4) 大豆 1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分データ収集、圃場画像
5) 玉ねぎ1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分データ収集、圃場画像
※例)移植試験区 R5年度栽培期間中に収集したデータグラフ
スクリーンショット 2025-02-28 16.49.23.png
【スマート栽培暦の改良・開発】
下記5品目の体系ごとのスマート栽培暦の構築
1) 移植水稲用スマート栽培暦の構築
2) 直播水稲用スマート栽培暦の構築
3) 秋まき小麦用スマート栽培暦の構築
4) 大豆用スマート栽培暦の構築
5) 玉ねぎ用スマート栽培暦の構築
※例)移植試験区 R5年度栽培期間中に収集したデータグラフ
スクリーンショット 2025-02-28 16.51.18.png
-その他-
・スマート栽培暦の構築にあたり、環境モニタリングデータは順調に取得された。

・各作物のスマート栽培暦のβ版の開発は順調に行われた。

・農作業に応じて、センサの設置、取り外しが容易に行えるようにする仕組みの構築の必要性認識。
-次年度の計画案-
・各種機器の様々な情報が実証圃場の農業者等にも広く活用されるよう、勉強会の実施などを検討する。
 
・秋まき小麦、大豆、玉ねぎ用のスマート栽培暦の開発に当社予定よりも工数が掛かっていることからより効率的なアジャイル開発を採用する等、工夫を行う。
・機器の再設置作業は、2024年4月~6月の間で対象農家の皆様と個別に相談し決定、随時設置作業を行う予定である。
-目標に対する現在の達成状況 2024年度-
a. 汚泥コンポスト肥料を活用した化学肥料削減(将来目標20%削減)
実証項目1.②にて報告

b.汚泥コンポストを活用した栽培作物体系ごとのスマート栽培暦システムの構築
今年度予定していたスマート栽培暦システム構築(小麦版、大豆版、玉ねぎ版)については問題なく完了した。(100%完了)詳細は以下の通り。

■品目の体系ごとのスマート栽培暦の構築に向けたセンサデータを取得、クラウドサーバーへの蓄積積を行った。

■現在、取得したデータの検証、分析作業を行っている。

■新たに3品目のスマート栽培暦の構築を行なった。
・秋まき小麦用スマート栽培暦の構築・・・(新規開発)
・大豆用スマート栽培暦の構築・・・・・・(新規開発)
・玉ねぎ用スマート栽培暦の構築・・・・・(新規開発)

■農家がスマートフォンを用いて、スマート栽培暦の野帳を記録する際のUIデザインの改良を行っている。

【対象圃場へのセンサ機器等の設置】
・水稲画像分析生育カメラ (草丈・茎数・SPAD)水稲のみ
・水田センサ(水位・水温・地温)水稲のみ
・定点観察画像撮影カメラ
・フィールドサーバ(温度・湿度・風速・風向・日射量)+土壌EC/水分
・カリウムイオンセンサ(水稲1圃場におけるマニュアル試験計測)

【データ収集】
栽培期間中(令和6年度機器設置後~10月31日)実証圃場における下記項目のデータ収集
1) 移植水稲 2圃場:気象情報・水位・水温・地温・土壌EC・草丈・茎数・葉色値、圃場画像
2) 直播水稲 1圃場:気象情報・水位・水温・地温・土壌EC・草丈・茎数・葉色値、圃場画像
3) 秋まき小麦1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分含水率、圃場画像
4) 大豆 1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分含水率、圃場画像
5) 玉ねぎ1圃場:気象情報・地温・土壌EC・土壌水分含水率、圃場画像
※例)移植試験区 R6年度栽培期間中に収集したデータグラフ
スクリーンショット 2025-02-28 17.03.10.png
【スマート栽培暦の改良・開発】
下記5品目の体系ごとのスマート栽培暦の構築
1) 移植水稲用スマート栽培暦の構築
2) 直播水稲用スマート栽培暦の構築
3) 秋まき小麦用スマート栽培暦の構築
4) 大豆用スマート栽培暦の構築
5) 玉ねぎ用スマート栽培暦の構築
※例)開発中の移植水稲用スマート栽培暦UI【移植水稲】
スクリーンショット 2025-02-28 17.05.43.png
※例)開発中の移植水稲用スマート栽培暦UI【大豆】
スクリーンショット 2025-02-28 17.07.24.png
※例)開発中の移植水稲用スマート栽培暦UI【秋まき小麦】
スクリーンショット 2025-02-28 17.09.42.png
※例)開発中の移植水稲用スマート栽培暦UI【玉ねぎ】
スクリーンショット 2025-02-28 17.11.07.png
-その他-
・スマート栽培暦の構築にあたり、環境モニタリングデータは順調に取得された。
・各作物(大豆、小麦、玉ねぎ)のスマート栽培暦の開発は順調に行われた。
・農作業に応じて、センサの設置、取り外しが容易に行えるようにする仕組みの構築については継続検討の必要性あり。
-次年度の計画案-
・秋まき小麦、大豆、玉ねぎ用のスマート栽培暦の立ち上げを行なったが、普及に向けたユーザインタフェースの検討とスマートフォンでのS N S機能を活用したデータ参照を行っていく。
・各種機器の様々な情報が実証圃場の農業者等にも広く活用されるよう、次年度も勉強会の実施を計画する。
 
・機器の再設置作業は、2025年4月~6月の間で対象農家の皆様と個別に相談し決定、随時設置作業を行う予定である。
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